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てんかん、額改定請求1級成功

裁定請求は家族が行い、不支給。審査請求を受任し、そして審査請求と並行して再度の裁定請求をも行いました。そもそもの裁定請求の診断書が実体を反映してないと感じ、医師に訂正してもらいましたが、審査請求及び再審査請求は医師診断書訂正を採用せず、棄却となりました。再度の裁定請求において2級決定となりました。

その数年後、ご家族から、発作の回数がかなり増え、精神障害者保健福祉手帳が1級になったとのご連絡がありました。お聞きすると、発作の回数の増加により、救急搬送されることも増え、また発作間欠期においても日常生活も以前以上に制限が多くなっていると思われ、額改定請求を行うことにしました。事前に発作回数やその時の状況などをご家族に協力して記録してもらい、医師に診断書と一緒に記録を渡してもらいます。

実態を反映した診断書が出来上がり、請求。1級に改定されました。次回更新は5年後です。

精神疾患、適切な診断書難しい病名とは?

精神疾患(傷病)は多岐に渡りますが、障害年金について考えると、

本人の障害の重さにあった適切な診断書を得るのが難しい傷病があります。

その傷病と難しい理由について書いていきます。 

 

発達障害、高次脳機能障害

障害認定基準(障害年金対象としての審査基準記載)が数年前で

審査の歴史が浅い。

 

てんかん、高次脳機能障害

診断書を作成する医師が脳外科などであり、診断書作成に慣れてないことが多い。

 

知的障害、発達障害

通常、医療機関に受診しないことが多く、一度だけの短い受診で

診断書が作成される

 

てんかん

そもそも国が指定した診断書様式が適切でないと思われる

 

発達障害、高次脳機能障害

本人が「できる」ことと、「できない」こととのギャップが大きい