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【心疾患】再審査請求において原処分が一部変更になりました

大動脈解離のケース

裁定請求から受任し、障害の程度が該当しないとして、不支給となりました。

審査請求も同じ理由により、棄却。

再審査請求において、保険者(厚生労働省)により、原処分が一部取り消され

3級と決定となりました。

 

不服申立てとは?

原処分(裁定請求、額の改定請求など)に対して不服がある場合に不服申立てを行うことができます。

不服申立ては2段階あります。

1段階目は厚生局(茨城県の場合関東信越厚生局)社会保険審査官に対しての審査請求で、

2段階目は厚生労働省内社会保険審査会に対しての再審査請求です。

いずれも60日以内ですので、結果がわかりましたら期限厳守で不服申立てをする必要があります。

不服申立ては”原則”原処分に請求した書類で審査されるため、最初の請求(裁定請求等)において

全書類のコピーを必ずし、保管しておくことが大事です。

”原則”とありますが、必要に応じ、追加資料の要否の検討も必要です。